昔はいろいろイチからinit.elを設定したものだけど,今は最初からほぼ全部やってくれる設定集がある.
Preludeとは Emacs初期設定集の一種.他にもいろいろあるようだが,これしか使ったことがないので... Prelude Githubはこちら Preludeのインストール 上記のGithubのFast Forwardに書いてあるように,macOSで既にgitとcurlとEmacsをインストールしていれば,下記のコマンドを打てば,Preludeがインストールされる.念のために,古い.emacs.dはどこかに退避させておく(名前を変えて保存されるようになってはいるが心配性なもんで).
$ curl -L https://git.io/epre | sh インストール終了後にEmacsを再起動すると,勝手にもの凄い勢いでどんどん各種パッケージをダウンロードしてインストールしてくれる.auctexなどもインストールされるので,LaTeXも使えるようになる.素晴らしい! (2018年10月9日修正) デフォルトのままではこうならない.下記のように設定する必要あり.
prelude-modules.elを見て必要なmodulesがロードされるようにコメントアウトを外す.
(require 'prelude-helm) ;; Interface for narrowing and search (require 'prelude-helm-everywhere) ;; Enable Helm everywhere .................. (require 'prelude-latex) helmにすっかり慣らされてしまったのでこのあたりは外している.prelude-latexのコメントアウトを外すことにより,次回にEmacsを立ち上げるときに auctex がインストールされる.
preludeのdefaultの設定は,ほぼ満足すべきものだが,ひとつだけ,prelude-auto-saveが邪魔である.これは,他のbufferに移動したり,他のアプリを使用したりするたびに自動で保存される機能であるが,非常に鬱陶しい.M-x customize からprelude-auto-saveを検索し,offにする.custom.elに書き込まれる.
super-save について( 2019年6月1日追記 ):この記事を書いてからすぐに気がついたのだが,現在のpreludeはsuper-saveがdefaultで設定されるので,こちらもoffにしないと自動保存が行われてしまう.これは好みの問題だとは思うが,私は嫌いなのでoffにしている.遅まきながら追記しておく.設定の変更は上述のとおりで,M-x customize からsuper-saveを検索し,offにする.下図を参考にしていただきたい.
個人の設定は,~/.emacs.d/personal/init.elに書き込む.これは,org-modeを使って設定するのが良い.まずorg-modeについての記事を書いたあとにinit.orgについて書く予定.