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TeX Live 2018のインストール
- 参考サイト1:TeX Wiki TeX Live
- 参考サイト2:TeX Wiki TeX LiveMac
- 参考サイト3:The MacTeX-2018 Distribution
- 上記サイトを参考にTeX Live 2018もしくはMacTeX-2018をインストールする.
- これでスライド作成ソフトであるbeamerも一緒にインストールされる.
- beamerに固有の設定は特に必要なし.
TeX Live 2018のインストール(2018年9月1日追記)
大事なことを2つ忘れていたので追記する.
ヒラギノフォントの埋め込みなど
- 参考サイト:MacTeX 2018のインストール&日本語環境構築法
- こんなところを読んでいないで,直ちに上記のサイトに飛んでいただきたい.
- マックユーザーにとっての最大の問題点は 「macos標準添付のヒラギノフォントなど商用フォントに関する設定ファイル群が,TeX LiveからTLContriに移動になった」 ということである.この問題に対する対応方法は,すべて上記のサイトに記載されているので,そのとおりにすれば良い.実にありがたい.
インストール後のパスの修正(symbolic linkを張る)
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参考サイト:TeX Wiki TeX LiveMac
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MacTeX 2018を普通にインストールすると,/usr/local/texlive/2018/bin/x86_64-darwin/bibtexというふうにbinの下にx86_64-darwinというdirectoryが入って,tex関連のコマンドのパスが上手く通らなくなる.そこで,上記のTeX Wiki TeX LiveMacに書いてあるように,/usr/local/binディレクトリの下にsymbolic linkを張る.
$ sudo /usr/local/texlive/????/bin/*/tlmgr path add
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上記でうまくいかないときは下記のように具体的なディレクトリ名を指定する.
$ sudo /usr/local/texlive/2018/bin/x86_64-darwin/tlmgr path add
auctexのインストールと設定
- latex文書を扱うなら,Emacsのパッケージであるauctexが最強(according to 独断と偏見)
- preludeをインストールした時点で,auctexもインストールされる.
- auctexの設定などについては以下を参照(手抜き….. (^^;;; )
- しかし,org-modeを使うようになってからは直接latex文書を打つことはめっきり少なくなってしまった.それでも,学会発表用のスライドなどはlatexを直接打って,beamer文書を作成し,pdf原稿に変換している.
latexmk
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Emacsでbeamerを使って,スライド原稿などを作成していると,C-c C-cするたびにtex文書がcompileされてpdf原稿が出来上がるのを待たなければならず,この待ち時間が結構辛い.そこで,tex ファイルの変更が保存されるたびに自動で裏でlatexmkがcompileしてくれるようにする.latexmkを使う.
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参考サイト:TeX Wiki Latexmk
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texlive2018, MacTeXに入っているので,これらを入れていれば別途インストールする必要なし.
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~/.latexmkrcの中に以下のように記述する(ちなみに私はxelatexを使用している)
$pdflatex = 'xelatex -interaction=nonstopmode -synctex=1 %O %S'; $pdf_mode = 1; $postscript_mode = $dvi_mode = 0; $pdf_previewer = 'open -a Skim'; $preview_continuous_mode = 1; # equivalent to -pvc
実際の作業
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上記のようにセットアップしていることとする.
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ターミナルで,texファイルが有るdirectoryに移動し,
latexmk -pvc -pdf -view=none document.tex
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これで,texファイルへの変更を保存すると自動でコンパイルされて,設定にもよるが,skimで開いているpdfファイルも更新される.
XeLaTeXについて
- 以下を参照されたい.特に最初にあげたZRさんの文書は必読!