文書ファイルに関してはEmacsでほとんどの用は足せるのだが,画像ファイルを扱う際はMacの場合Finderを使用することが多い.そこで,画像ファイルのブラウズや外部アプリによるオープンなどもEmacsでできれば,Finderとの行き来の必要がなくなり,より便利になるのに,と常々感じていた.以前の記事(peep-diredで画像をチラ見して,orgファイルに簡単にリンクを貼り付ける(おまけ:最近開けたdirectoryを一覧表示する方法))で紹介したパッケージでも画像のブラウズや操作に不満があった.そこで色々調べてみると,なんとEmacsにすでに便利なパッケージが標準で入っているではないか!その名も"Image Dired"! しかも,C -<RET> 一発でGIMPで画像を開けられるように設定もできる.今回はこのパッケージのセットアップや使用法について記録しておく.